・白岩山(1921m)は
「後白岩」とか「向ゥ白岩」と云われる。
これには、
①現 妙法ヶ岳が白岩山と呼ばれていた(前述)伝えに対する
“後ろの” “向こうの” 白岩という意
②大血川 西谷支沢 白岩谷(=ワレイワ沢)からの由来
白岩谷の頭→白岩山
とがある。
また
・前白岩山(1744m)は、
(後)白岩山にたいする【前】であろう。
大血川集落では、
西谷支沢の同名沢から取った
「鷹ノ巣山」
あるいは、
「法華岳」という別称もあり
同様の山岳信仰による派生だろう。
・霧藻ヶ峰(1523m)
昭和8年8月、故秩父宮の命名。
大血川称は、
①東斜面の黒い岩盤にちなんだ
「黒岩山」
白岩との色対照を感じとれるような名付である
②また風土記稿に
「蛭ヶ岳」との別名もある
大陽寺参道〜地蔵峠〜霧藻ヶ峰間では
雨季に蛙(蛭:ひる)が大発生し
これにちなむものだろう。
③ さらに大滝村誌では、
「大研山」と称し
「大研山 高サ四百五十丈
登路 妙法ヶ嶽ヨリ登路アリ
今此所ハ大研山 蛭ヶ嶽ト云
三峯ノ宮ノ奥社ヲ岩上ニ祀ル」
と書かれてあるのは興味深い
